从*・ 。.・)<休業後もひっそりと見守るの。

にわかさゆヲタ(卒コン限定道重)が一人でいく道重さゆみ卒業コンサート@横浜アリーナ

最終更新日:2014/11/29, 2014/12/7文章修正, 2015/12/13写真追加

11月26日に催された横浜アリーナでの卒業コンサートの感想と、道重さゆみと、モーニング娘。について。

ある日のインタビュー

-----これからの将来について想像したりすることも、ありますか?

「どうなってるのかな?っていうのはときどき考えます。だって、このままずーっとモーニング娘。でやっていけるわけじゃないだろうし。でも、モーニング娘。以外のことはなんにも知らないし。まだ特に"あれがしたい、これがしたい"っていうのもないし。ただ、やっぱり、できるだけずっとモーニング娘。にいたいです。今はそう思います。」

-----3年後とか、どうなっているかな。

「18歳……まだモーニング娘。にいそうな気がする。いたいです。でも、そうなっているのかな。楽しみですね」

-----後輩から、キビしい先輩として恐れられてたりして。

「いやーん、そんなのこわーい(笑)」

-----いつかは卒業、しますよね。

「ぜんっぜん考えていないですけどね」

-----想像したりしません?卒業式でみんなに泣かれている光景とか。

「ないない、ないです。そんなのまだ想像したくないです」

モーニング娘。×つんく♂ <2> / 能地 祐子

2時間前@横アリ

グッズ販売の列がとにかく長かった。列の最後尾を目指そうと、建物の壁を曲がった直後に見えた長蛇の列に軽く眩暈がした。しかも何度も折り返して並んでいるので、最後尾の位置は建物の裏手だけど、1列に延ばすと横アリを何週するんだこれ。

スマホで最新アルバム曲を聴きながら待つこと1時間、2時間…、一度は元の建物の階段近くまで戻ってきたが、まだまだ先は長い。気がつけば明るかった空もすっかり陽が落ちている。朝からの雨は身体を冷やすには充分で、少しおなかの調子が悪くなってきた。軽く足もつってきた。

(ぼんやりと、例えば道重が最後の最後で風邪や怪我なんて事になったら大変だよななどと不謹慎なことを思い、およそ3時間後に残念な気持ちになったのは軽い事実)

結局、開場時間の17時を過ぎても目算でまだ1時間以上掛かりそうだったので、グッズ購入は断念。泣く泣く開場入りする。

人ごみを抜け、トイレ前のスペースで颯爽と上着を脱ぎ道重Tシャツを顕わにする。周りでは入念なストレッチを繰り返すヲタたちの姿。さああと30分。大きな扉をくぐると中央にセンターステージが見える。横アリは天井が高いな!開放感があって、ライブ会場に来てる感というか、すごく高まる。自分の席はセンターブロック近く。にわかファンがこんな席で見られるなんて、チケットが取れなかった本気ファンの方々に申し訳ないです…。

予感

大きな会場でのコンサ慣れしていないこともあって、この独特の空気感に馴染めないというか、ふわふわあわあわしていたらいつの間にか「TIKI BUN」が始まっていた。格好良い!と思った。そしてこんなに至近距離でメンバーたちを見たことが無かったので「本当にいたんだ」とか「動いてる!」といった意味不明な感想というか感動が湧き上る。

そして「わがまま 気のまま 愛のジョーク」「What is LOVE?」と続き、「時空を超え 宇宙を超え」のあたりで僕はもう充分に理解ができた。道重の言葉に嘘は無かった。その顔つき、佇まい…そこには、道重に卒業を決意させた新しいモーニング娘。がいた。新しい魂が生まれた瞬間を垣間見た気がした。だが、それは図らずも自らのアクシデントによって、誰の目にもわかる形で示されることになる。

新しい世界

「Give me 愛」で座ったままのさゆを見てすぐに状況を察知した。演出とは思えなかった。どのタイミングだったか正確に思い出せないが、一瞬足元を気にする仕草があったのを覚えている。今思えばあの時すでに変調があったのか。

動揺せずに対応するメンバーたちの姿を「プロ意識が高い」なんて今さらいうけれど、2年前、3年前にステージに立ったときから既に彼女たちはプロだったんだし、僕たちは心のどこかで分かっていたはずなんだ。道重の「頼もしい」の言葉通りの、否、それ以上の彼女たちの成長を。

「フクムラダッシュ」のくだりは帰宅後にネットで知った。目の前のメンバーたちに気を取られていたのと、ほぼ真正面から見ていたのでメンバーに隠れて見えていなかったのだ。痛恨。「ABCD E-chaE-chaしたい」でアッオー!とか言ってる場合じゃなかった。呆然と立ち尽くす僕。でも今僕がすべきはそれじゃない。意を決してピンクのサイリウムを一生懸命に振る。心なしかメンバーたちの顔つきがいつもより必死に見えた(気のせいかもしれない)。

おそらくは後年、譜久村メンバーもしくはモーニング娘。を振り返るにあたって、この場面は必ず振り返られる事になるのだろう。9代目リーダーの疾走は、8秒で世界を変えられることを教えてくれた。僕たちが見たかったもの。すべての不安を払拭する9人の堂々たるパフォーマンス。道重本人はどう思っているだろうか。悔しさ半分、そして、嬉しさはその倍感じているんじゃないだろうか。

(このアクシデントについていくカメラワークもプロだなあと感心した)

モーニング娘。からモーニング娘。へ

12期を含めた13人で歌う「見返り美人」。振り返る着物姿の道重の美しきさまよ。(ただ歩き方がフラフラしてて、見ていて怖かった。本来はセンターステージまで歩いてたのかも?)

曲が終わり、卒業セレモニーに入る。それぞれのメンバーから語られる道重への感謝の気持ちと、道重が作り上げたモーニング娘。を受け継いでいくという決意。それぞれに、それぞれのモーニング娘。がある。それでもなお、いやだからこそ…モーニング娘。を作った初代を忘れてはならないなと思った。そして一緒に活動したことのない後輩たちに、よくぞその魂を伝えてくれたと、改めて道重に感謝したい。まさに道重本人の言葉通り「モーニング娘。になるために生まれてきた」んだと思う。決してこの日のためだけではないけれど、最後の1ピースを埋める重要な日の1つであることは確かだ。

印象に残っているのは鞘師と石田。鞘師の「嫉妬」ってのは凄まじいよな。この子はたぶん大丈夫だ。そして石田。いつまでも止まっていてはいけないから、普段は胸の奥にしまっておけばいい。道重を越えた時に思い出せばいいと思うよ。

こうゆう分野の人たちは、誰かに憧れられ、たった1人でもいいから、次に続く人を作ることだと思っている。今のメンバーが、どれだけ憧れられ、次の「モーニング娘。」を生み出せるか。きっと、いや絶対、もうこの会場にいる気がするけどね。

人間・道重さゆみ。そして僕たちが受け取ったもの。

世の中に「天才」なんてほんの一握りしかいない。俺も含めて、99パーセントの人は「庶民」だ。どんなにがんばったって、天才にはなれない。でも、どんな人にも絶対「いいトコ」はある。そして、それは努力次第で「努力しない天才」や「才能に気づかない天才」をしのぐほど輝くものだと俺は思っている。

LOVE論 / つんく

花びらで形作られたピンクのきれいな衣装に着替えてのラストステージ。

観客の前に立ち、遠くを見つめる姿、その表情を間近で見た。これが、この人が、ここまでモーニング娘。を押し上げた道重さゆみという人間か!人によっては「神」とまでいうけれど、目の前にいるのはただの人間だった。ただの人間が、ここまでのことを出来るんだ、って。すげえなあ。

そしてヲタたちに向けてのラストメッセージ。すごいなあ。すごいなあ。この人はすごい人だ。

そう言えば、最後まで怪我によるアクシデントを詫びる言葉は口にしなかったな。それで良かったと思う。観に来てくれている観客に対して「今日は失敗しました」などと言うべきではないし、限界を超えてやりきったのだから。

今日のこの場で、人間・道重さゆみを見れたヲタは幸せ者だと思う。

終演

道重が最後に選んだ曲はまさかの「赤いフリージア」。こいつ絶対にネットパトロールしてヲタの嗜好を把握した上での選曲してるわ(もしくは道重さゆみ楽曲大賞にノミネートされなかったことに業を煮やしてか)。

感動も冷めやらぬまま「歩いてる」「Happy大作戦」へと続き、遂に3時間弱に及ぶコンサートの幕はおりた。終わってみれば、足のアクシデントも含めて、完全なる卒業コンサートだったと思います。本当にあっという間でした(なお「Happy大作戦」のイントロと同時に発射されたピンクのテープを乞食のように探していたので、全員歌唱の感動的なフィナーレは記憶に無い)。

最後に、道重の感動のスピーチで締めくくりたいと思う。

みなさん。道重さゆみ、やりましたー!!!(アヘ顔ダブルピース) はは。やぁ…こんな大勢の前での、公開りほりほへのキスは、とぉーっても気持ちいいでーす!!!ふふ。もうこれで、さゆみ、本当に悔いなく卒業することが出来ます。本当に、りほりほが加入してからね、私とりほりほの、微妙な関係を、見守っててくださった皆さん、ご心配おかけいたしました!

モーニング娘。史上最変態リーダー、道重さゆみ。2014年11月26日をもってモーニング娘。を無事(逮捕されることなく)卒業。

再びある日のインタビュー

-----モーニング娘。でよかった、と思いますか?

「思います。もともと、いちばん大好きなグループだったし」

-----ほかに憧れてた歌手とかは?

「うーん、ほかにもいろいろ聴いてましたけど。カード集めるほど好きだったのは、モーニング娘。だけでした」

-----カードまで集めてたんだ。

「はい。それを友達と交換したり。近所の駄菓子屋さんに、30円で1枚引けるカードがあったんですよ。それ、1枚じゃなく全部、まとめて束で買ったことありますよ。お年玉で。その年のお年玉、それで全部パーになりましたけど(笑)」

-----わぁ。コドモにとっては、かなり決意のいる買い物ですよね。

「そーなんですよッ!コドモだから、たとえ30円でも迷って使うくらいの大金だったわけじゃないですか。2000〜3000円いっぺんに使うなんて、ホントにものすごーい決意だったんですよ。今になって思うと、ずいぶん思いきったことしたなぁと感心する(笑)」

-----でも、その話だけで、どれだけモーニング娘。が好きだったかがわかるわ。

「ホントに大好きでした。部屋にポスター貼ってましたし、机に敷いてあるビニールの下にもズラーッとカードを並べてたし。毎日、モーニング娘。を見ながら勉強してました」

モーニング娘。×つんく♂ <2> / 能地 祐子

その他 雑感

セットリスト(2chより転載)


(イメージ画像)